洗車をするベストな頻度とは?洗車のし過ぎも要注意!

車はきちんと手入れをしておかないと傷がついてしまったり、汚れがついてしまったりします。車の手入れの中でとても重要なのが洗車です。洗車はいつ、どのくらいのペースですればよいのでしょうか?

1. 洗車頻度はどのくらいがいい?

洗車のタイミングとしては、汚れたときがそのときです。雨の直後、悪路走行後、凍結防止剤だらけの雪道走行後だけなく汚れる機会は走っていればいくらであります。だからと言って毎日洗車するわけにもいきません。

それでは世間の人たちはどのくらいの頻度で洗車を行なっているのでしょうか?またどのような理由があるのでしょうか?まずはアンケートから平均的な洗車回数を見てみましょう。

1-1. 世間の洗車頻度とは

あるページのネットアンケートによると、大きく月に1回、3ヶ月に1回、不定期という3パターンにほぼ均等に分布しています。あなたはどこに分布しているでしょうか?それぞれライフスタイルに即した洗車頻度で、とりわけ偏りがあるわけでもなさそうです。

1-2. 理想の洗車回数とその理由

理想的な洗車回数はあるのでしょうか?あるとすれば、そこにはどういった理由があるのでしょうか?

結論からすると、洗車も過度に行うとクルマへのダメージもあるため適度に行うことがポイントです。そして望ましい頻度は車体のカラーによっても異なります。

ただし、ここではクルマの美観を整えることを目的にした洗車の場合に絞って解説します。

黒ボディの場合

黒ボディは黒い汚れは目立ちにくいのですが、雨の直後など水垢、黄砂や花粉などをかぶると汚れた表情になりがちです。美観を意識した場合には、洗車努力が他のカラーよりも多いと言えます。

日本での天候を考えた場合、黄砂は2月~5月、花粉も春、秋、平均的な降水日数は100日前後あるとすれば年間のうち半分は汚れる可能性の高い日があることになります。だとすれば、2週間に1回最低でも1ヶ月に1回の頻度が適切だと言えます。

美観を維持したい場合には、表面に乗っている汚れを落とす水洗いのみの洗車でも1週間に1回必要になることも想定されます。

白ボディの場合

白ボディの場合は黒い汚れがとくに目立ちやすくなってしまいます。とくに黒い筋の汚れは悩みの一つに含まれることも多いでしょう。その他、道路から巻き上がって付着するピッチ・タールと呼ばれる汚れや、線路沿いや工場地帯で多く舞っている鉄粉汚れなどスポンジではおちない汚れも蓄積されてきます。

ピッチ・タール汚れは専用の洗剤も流通しています。鉄粉はトライパッドと呼ばれる鉄粉除去専用の道具や鉄粉除去剤で落とすことも可能です。黒い筋は、ライトレンズや際に残る水がボディーに垂れたときに汚れを巻き込み固着していることがあります。対策として、通常は水洗いを心がけパーツの隙間の水も極力残さない心がけが重要で、洗車時の拭き上げでは100%すべての水分を拭いきる事は難しい為、水が垂れてきた場所はその時々で拭き取る事で黒い筋の汚れを減少させることができます。

白い車の汚れ対策は?

白いクルマは黒い筋の汚れなど気になります。汚れにくいクルマにするにはどうすればよいのでしょうか?

コーティング車の場合

施工されたコーティング剤等で条件は変わる為頻度としては判断が難しいところです。しかし、汚れたら洗車するのが基本です。コーティング車の場合はいわゆるシャンプーで洗うというよりも水だけで汚れが落としやすい傾向にあります。

気をつけなければならないのは、コーティングをしてもクルマは汚れるため洗車が必要だということを忘れないでください。また多くのコーティング剤には防汚を目的にしたフッ素や、光沢演出のためのポリマーなど不純物が含まれています。

これら不純部は紫外線により破壊されるため、コーティングも結果的に剥がれてしまいます。そのためコーティングは定期メンテナンスを設け再施工が必要です。

紫外線で剥がれないコーティングを選ぶ際には、不純物を含まない無機質のガラスコーティング剤となります。

施工するコーティング剤や推奨される洗車方法については施工時にご説明をさせていただきます。

2. 要注意!洗車のし過ぎはボディを傷める

日常使いに利用される車は、目安として最低でも月に1回は必要だということが見えてきました。場合によっては月に2回、あるいは週に1回など多くの頻度で洗車するケースもあります。

適度に行うことがポイントですが、気にしすぎにも注意が必要です。

2-1. 洗車で傷が増える

小石や砂などがこすれてこすれて逆に傷をつけてしまうこともあるため適切なアプローチで洗車を行うことが肝心です。どれだけ注意しても多かれ少なかれ洗車キズを避けるのは至難の業です。

洗車キズと呼ばれるスポンジやウエスに巻き込まれた砂などでキズは、洗車するたびにリスクがあります。そのためゴシゴシするよりはできるだけ力まず行うのがコツです。また機械洗車もキズの原因となることがあります。

2-2. スクラッチについて

気がついたらボディにたくさんの細い線キズがあることに気がつきます。スポンジや、水の拭き取り時に、砂を巻き込むことなど、固形物がボディに乗った状態で押し付けることによって発生するキズがスクラッチとして残ります。

小石や砂だけでなく、タオルのタグやフチでもキズがつくこともあります。

2-3. ワックスの弊害

ワックスがけを行う場合は、野外で行われるケースが大多数です。ワックスに限ったことではありませんが、ボディをこする作業中に砂を巻き込むと線キズの原因となります。

その他、ワックスは雨や紫外線などの影響を受けやすく持ちとしては長くはありません。そのため定期的な洗車に加えてその度にワックスもかける場合には手間と注意が余計に必要になります。

そのワックスの次世代ツールとして、コーティングが誕生しました。現在ではコーティングをする方も多い一方でワックスがけの情緒を大切にしている愛好家も少なくありません。それぞれの一長一短を見極めながら、カーライフにあったアイテムをチョイスしていきましょう。

3. 頻度関係なく洗車した方がいい場合

これから紹介するケースは、汚れとして残りやすいものです。そのため下記の場合はできるだけ時間をおかずに洗車をすることが推奨されます。参考にしてみてください。

3-1. 雨が降ったあと

雨が降ったあとはその雨がボディについて水あかになってしまったり、汚れが水あかと共に付着してしまって取れにくくなってしまいます。

雨に含まれる汚れは環境によって異なります。まず純水ではないためミネラル分がふくまれています。その他、空気中に含まれるチリや油など道路環境に浮遊するものが水に含まれボディに止まり、そして水が蒸発したあとに残るのが汚れです。

そこで撥水性のシャンプーやワックス、あるいはコーティングが好まれる傾向にあります。

3-2. 悪路を走ったあと

悪路を走ったあとは跳ね返りによってボディが汚れてしまいます。これもまたそのままにしておくと車に傷がついてしまったり、見た目もとても汚いです。この場合は放置をせずに早めに洗車をするようにしましょう。泥汚れはホースや高圧洗浄機など水洗いだけで落とせる汚れのため多くの時間をさかずとも綺麗にすることができます。

3-3. 融雪剤

融雪剤というのは実は塩と同じような成分です。塩は鉄を錆びさせる作用があります。それは車にとっても大敵です。融雪剤をまいた道路を走行した後は、ボディの他に足回りや車の下も洗うことが推奨されます。

3-4. 潮風

潮風も融雪剤と同様にサビの原因となります。特に台風など海水を巻き上げた風雨を受けたあとは洗車が推奨されます。海沿いにお住いの方は特に錆びやすい環境にあるためマメな洗車を心がけている方が多く存在しています。メッキモールなど錆びやすく、輸入車では特に交換費用も高額となるため、剥がれない、あるいは剥がれにくいコーティング剤、さらには防サビ性のエビデンスが取れているコーティング剤であれば防御策として有効です。

3-5. 鳥の糞

鳥フンは見つけたらすぐに除去してください。放置することで、クリア層にダメージを与え跡に残るためクルマの天敵とも言えます。発見時にすでに乾燥している場合は、一度ふやかしてから取り除くことをおすすめします。付着したフンを強くこすって落とそうした場合にキズを残すことがあります。ティッシュを被せた上に水やキリを吹きかけ数分放置してから取り除くなどワンクッション置くことで除去しやすくなります。また、

ウェットタイプの車用シートを常備しておくのもいいでしょう。

4. まとめ

というわけで、今回は洗車の頻度についてご紹介しました。

洗車は汚れたタイミングで、適度に行なっていくことが良いということがわかりましたよね?

通常であれば月に最低2回程度の洗車を行なっていれば年間を通じて綺麗な車を楽しむことができるでしょう。

ただし、ボディに汚れとして残りやすい雨水、水垢やサビの原因となる凍結防止剤や潮水、またクリア層にも致命的なダメージを与える鳥フンを見つけた場合などには間をあけずに洗車をするのが得策です。

その為にあるのが当店であり、サブスク洗車のメリットを最大限生かして様々な状況に対応することが車をきれいに維持する一番の近道になるのでは?と思います。

綺麗な車を維持してく目安として参考にしてくださいね。

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