ブレーキダストとは?発生する原因と対策!

以前にもブログで触れましたが、今回はもう少し詳しく話したいと思います。

愛車でドライブして、帰ってきたら、よく見るとホイールに黒いつぶつぶが。雨が降っていた訳でもオフロードを走ってきた訳でもないのにこれって何?という方もいらっしゃるかと思います。

その正体こそが「ブレーキダスト」です。今回は、ブレーキダストの原因と除去するための方法をご紹介します。

ブレーキダストとは?

自動車は単に走るだけでなく、安全に停止することも求められます。ブレーキは、高速で走行している状態から安全に減速・停止させる大切な役割を果たしています。

車のブレーキは、ディスクブレーキの場合はディスクローターにブレーキパッドという摩擦材を、ドラムブレーキの場合はドラムにブレーキシューと言う摩擦材をそれぞれ押しつけて、車輪が回転するエネルギーを熱に変換することで車輪の回転を止めます。

ブレーキをかけると摩擦が生じ、少しずつ表面が削れて粉末が発生します。この粉末がブレーキダストと呼ばれるもので、特にディスクブレーキではそれぞれの部品が外部にむき出しになっているため、発生したダストがそのまま空気中に放出されてしまい、ホイールなどに付着しやすくなっています。

ブレーキダストが発生する原因

ブレーキダストの正体はパッドによって削られたローター部分の鉄粉で、放置するとホイールの内側にびっしりとこびりついてしまいます。ちなみにブレーキパッドからも粉末が発生しますが、こちらは粒子が小さいので走行中に吹き飛ばされます。

パッドが削れた粉の成分は鉄なので重く、粒子の表面が尖っていることからホイールに付着してしまいます。ブレーキをかけるとローターとパッドを摩擦させるので、ブレーキダストが発生するのは仕方がないことです。高性能のブレーキほど、多くのブレーキダストが発生します。

ヨーロッパは高速道路の制限速度が高く設定されていて、時速150キロとか200キロで走行する乗用車も珍しくありません。速度域が広いことから、欧州車は高性能のブレーキを搭載していることが多いです。

そのため、国産車よりも輸入車がよりブレーキダストが発生しやすいといわれています。

ブレーキダストを放置するとどうなる?

ブレーキダストの主な成分は鉄粉なので、手入れをせずに放置し続けるとホイールが真っ黒になります。鉄粉がホイールに付着すると、固着して黒いシミになってしまいます。

ブレーキダストが付着した直後であれば、水洗いやカーシャンプーで簡単に落とすことができます。ただし放置すると金属粉が酸化して焼き付いてしまい、汚れを落とすことが難しくなります。

ブレーキダストを除去する方法

そこで当店では、ブレーキダストクリーナーを使う事で通常の水洗いやカーシャンプーでは落としにくい汚れを専用のケミカルを使って浮かせて落とします。

ブレーキダストがホイールに付着した場合は、早めに汚れを除去することが大切です。ホイールに付着したブレーキダストを綺麗に除去する方法を見て行きましょう。

ブレーキダストが付着して水洗いやカーシャンプーで落ちない場合は、ブレーキダストを落とすための専用のケミカルを使って汚れを浮かし、高圧洗浄機で流し落とすのが効果的です。

スプレー式で、ケミカル剤を吹きかけてから洗い流すと鉄粉汚れや油汚れを綺麗に落としてくれます。

ホイール掃除頻度を減らしたい!対策方法はこれだ

気になる輸入車のホイールの汚れ

ブレーキダストはこまめに掃除をして洗い落とすことが大切ですが、ドライブのたびに洗車をするわけにはいきません。ですが、当店のサブスク洗車なら気になった時に、いつでも洗車出来るというメリットがあります!

また、それでも、頻繁に洗車には来られないという方もいらっしゃるので洗車頻度を極端に増やさなくても汚れを抑えたい、減らしたい人向けに具体的な対策を解説します。

ホイールをコーティングする

ブレーキダストがホイールに固着するのを防ぐために、汚れる前にコーティングをする方法があります。コーティングをすれば、ホイールの表面で鉄粉が固着するのを防ぐことができ、簡単に洗い落とせるようになります。

洗車の頻度を抑えたい方は、ホイールコーティングがおすすめです。

ボディのガラスコーティングを依頼する際に、ホイールも一緒に依頼することも可能です。

ホイールサイズやタイヤの本数によって料金が発生します。詳しくは当店スタッフまでお問い合わせ下さい!

ダスト低減ブレーキパッドに交換する

最近は、ブレーキダストの発生を抑える「ダスト低減ブレーキパッド」が販売されています。このようなブレーキパッドに交換すれば、ブレーキダストの量を減らすことができます。

ブレーキダストの発生を抑えることで、ブレーキディスク・ドラムの寿命が長くなるというメリットがあります。欧州車の純正パッドを使用すると大量のブレーキダストが発生するので、すぐにホイールが汚れてしまいます。

ダスト低減ブレーキパッドに交換するだけで、ホイール汚れを大幅に低減させることができます。ダスト低減ブレーキパッドに交換したとしても、スピードを出して頻繁にブレーキを使用すると短期間でホイールが汚れてしまいます。

ブレーキダストを防ぐためにパッドを交換することに加えて、スピードの出し過ぎに注意をすることも大切です。

以上です👌今回はブレーキダストについてもう少し詳しく触れました!

やはり綺麗な状態を常に保つにはボディの汚れ同様にこまめにお手入れする必要があるという事ですね!

サブスク洗車なら、そのお悩みもバッチリ解決です👍

迷っている方もぜひ一度当店へのご来店お待ちしております!

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